ダブリンは、公共交通機関をいっさい使わなくても市内中心地を動き回れるほどコンパクトな町ですが、長期滞在をするとなると、滞在場所や行動範囲によって交通機関を利用する必要が出てくるでしょう。
ダブリン市内にある交通手段は、主に4つです!
1) ダブリンバス
2) Luas (ルアス)
3) DART (ダート)
4) ダブリンバイク
では、ひとつずつご紹介しますね。
1)ダブリンバス
http://www.dublinbus.ie/
ダブリンで最も一般的な交通手段です。
バス停に、停留所名や地図が掲示されていないので、慣れるまでは戸惑うかもしれません…
でも、バスさえ乗りこなせるようになれば、ダブリン内の移動は自由自在と言っても過言ではありません!
ダブリンバスのアプリが提供されているので、スマートフォンがある人はダウンロードしておくといいでしょう。
乗り方はシンプルです。
自分の行きたいルート番号のバスが通る停留所でバスを待ちます。
バスが来たら、運転手に合図をしましょう。そうしないと、乗らないと思われて素通りされることもあります…
運賃は、乗車時に運転手に行き先を告げて支払います。
この際、お札は使用できないので注意してください!
また、硬貨で支払ってもお釣りを受けとることはできません。
代わりに、お釣りの金額が記載されたレシートを渡されるので、後日ダブリンバスのオフィス に行って清算してもらいます。
チケットは、乗車分のみを支払うほかに、
1日チケット(大人: €7.60、学生: なし)
3日チケット(大人: €16.50、学生: なし)
5日チケット(大人: €27.50、学生: €20.00)
30日チケット(大人€137.50、学生€100.00)
などの乗り放題チケットもあります。
※2014年2月現在の料金
※ちなみに、1日、3日、5日、30日のチケットは、連続した日数ではなく使用した日数のみカウントされるので無駄なく利用できます。
2) Luas
http://www.luas.ie/
ダブリン中心地を起点に走る路面電車(トラム)です。
レッドラインとグリーンラインの2路線があります。
(この2本は接続していないので、乗り継ぐには徒歩で移動する必要があります。ただし、2017年にはこの2本をつなぐ新しい路線が開通される予定です)
チケットは駅にある自動券売機で購入します。
1回ごとの乗車チケットのほか、7日間、30日間のチケットもあります。
また、ダブリンバスとLuasの両方を利用できるチケットも販売されています。
改札などはないので、チケットを購入したらそのまま乗車することができます。
常にではありませんが、駅や車内で係員がチケットをチェックしに来ることがあります。求められたら、有効なチケットを提示できるようにしましょう。
3) DART
http://www.irishrail.ie/index.jsp?p=122&n=182
ダブリンの海岸沿いを南北に走る鉄道です。
DARTの沿線には、Malahide、Howth、Brayなどの観光地も多くあります。
ただ、沿線に住んでいない人にとっては普段はほとんど使うことがないかもしれません。
チケットは、各駅で購入することができます。
4) ダブリンバイク
http://www.dublinbikes.ie/
ダブリン市内中心地に設置されている公共のレンタル自転車サービスです。
年間カード(€20)または3日間チケット(€5)のいずれかを購入すれば、利用を開始できます。
市内に多数設置されている自転車スタンドのネットワークを利用して、自由に移動できます。
乗り始めてから30分以内にスタンドに戻せば、無料で利用できます。
30分を越えて利用を続ける場合は、利用時間に応じて利用料が課金されます。
◆ Leap Card ◆
https://www.leapcard.ie
ダブリンの交通機関を利用するには、Leap Cardが便利です。
東京のSuicaやPASMOのようなもので、これを1枚持っていると、カードにお金をチャージ(Top-Up)することで、バス、Luas、DART、鉄道の乗車に利用することができます。
しかも、現金での片道料金よりも格安な料金で乗車することができます。
Leap Cardはオンラインまたは取扱いショップで、€5(返金可能なデポジット)で購入することができます。
(学生カードと一体化しているタイプもあります)
以上、4つの乗り物とLeap Cardを上手に使ってダブリン内を自在に動き回りましょう♪